今日は戦後80周年の終戦記念日。
この機に自虐史観の再洗脳をしてしまおうとする「オールドメディア」の大キャンペーンにはもう辟易で、先月の「よしりん・ぽっくん夏祭り」第1部のテーマだった「小林よしのり亡き後、戦争論をどう伝えていくのか?」が実に切実な問題として感じられました。
そしてさらに気になるのが、終戦に関して語る際に必ず言われる、「日本はポツダム宣言を受諾して無条件降伏した」という決まり文句です。
日本は「無条件降伏」はしていない!
これについては『戦争論3』の第5章で詳述しています。

ポツダム宣言の文章を見れば一目瞭然。
「吾等ノ条件ハ左ノ如シ」として、「降伏条件」が列記されており、日本政府は「降伏条件」を受諾したのだから、「有条件降伏」だったのです。
ところがGHQは占領統治を始めるや、「日本は無条件降伏をした」と大宣伝し、降伏条件など完全無視でやりたい放題やって「無条件降伏」と同様の扱いを行い、日本国民も「日本は無条件降伏をしたのだ」と完全に洗脳されてしまい、そのまま80年という有様なわけです。
外交はルールの取り合いです。
自国に有利なルールを勝ち取るためには、何だってやるのが外交です。
日本はアメリカのズルさにずっと負けています。
トランプ米大統領との関税交渉だって、文書化しなかったのは負けです。
口約束なんか後でどう変えようが構わないというのが、日本以外のほとんどの国なのですから。
外交だって一種の戦争です。
日本はこの80年間、「戦後の戦争」にも
一貫して負け続けているのです。





















